ランニングのメリットとデメリット

ランニングのメリットとデメリット

ランニングのメリットは驚くほどたくさんあり、同時にデメリットもたくさんあります。ここでは走歴20年以上の市民ランナーが日頃感じているメリットとデメリットを紹介します。

ランニングのメリット

1.スマートな体型を維持できる
ランニングをしていない頃は太りやすく、ジーンズやビジネススーツなど「ウェストが入らなくなった!」「ボタンがきつくなった」などがよくありましたが、ランニングを始めて半年で20kg痩せてからは、そのままの体型を維持できています。ジーンズやビジネススーツ・喪服なども、擦り切れるまで!着用しています。

2.風邪をひかなくなる
これも大きなメリットです。以前は夏風邪も含めて年に2,3回は風邪をひいていましたが、ランニングが習慣化してからは、直接的にはランニングにより体力がつき、健康になることで風邪をひかなくなります。また、間接的には、ランニングを始めると基本的な生活習慣が身につき、夜更かしや暴飲暴食がなくなり、ぐっすり眠れることで風邪をひかなくなります。

 

 

 

 

 

3.大勢のランニング仲間ができる
一人で走っているだけでは仲間はできませんが、ランニングクラブに入ったり、マラソン大会に参加したり、公園や土手のランニングコースなどで顔見知りになったりすることで一緒に走る機会が増え、親交も深まります。特にランニングクラブに入会すると、一度に大勢のランニング仲間と知り合えるので、ぜひ地元のランニングクラブを探して見てください。

 

 

 

 

4.ストレスを発散でき爽快感を味わえる
ランニングなどの有酸素運動により、脳内からエンドルフィンが分泌され、モルヒネのような鎮痛作用があり、痛みを和らげたり幸福感や高揚感を感じるそうです。エンドルフィンは幸福ホルモン、脳内麻薬などと呼ばれています。風景を見ながら風を受けて走って汗をかくことで、爽快感と満足感・達成感を感じられるようになり、ストレスも発散できます!

 

 

 

 

 

5.思考が整理され良いアイディアが生まれる
これは走った後のことではなく、走っている最中のことです。ランニングが習慣になると、走りながらいろいろなことを考えるようになります。もちろん「キツイなぁ」「疲れたなぁ」「歩こうかなぁ」なども考えますが、気持ちよく走っている時などは、無意識にランニングとは関係のない、例えば仕事のことなどを考えながら走っていることがあり、突然、良いアイディアなどが浮かんできます!ただ、残念なことに、走り終わてみると良いアイディアの半分以上は忘れていることに気づきますが。。

ランニングのデメリット

1.ランニングに時間を取られる
ランニングに慣れてくると、当然、走る距離も時間も増えてきます。平日は1時間~1時間半、休日になると2~3時間をランニングに使うようになり、当然ですが、この時間は他のことが一切できなくなります。仕事の時間を削ってランニングをする分には、仕事に戻った時の集中力が高まるから問題はないのですが、家族サービスの時間が削られると、家族から不平・不満がでてくるので爆発する前に、家族の理解を得るためにもランニングを控えることが重要です。

 

 

 

 

 

2.故障やケガがわりと多い
ランニングをすれば当然、身体は健康になるのですが、同時に、足や腰などの故障やケガがわりと多いです。特に初期の頃は走力もついてきて、距離も伸びスピードも上がってきて、さらに走るのが楽しくなるので、ついつい無理をして走ってしまいます。
また、走りながら転んだり(これも割と多いです)、酷い時は骨折したりもします。特に夜間や冬の早朝に走る時は要注意です。「休むことも練習のうち」と割り切って完全休養日を作ったり、入浴後のストレッチなどの工夫が必要です。

 

 

 

 

3.出費が増える
ランニングが習慣になり、ランニング仲間が増えてくると、新しいランニングシューズやウェア、アクセサリーが欲しくなります。一般市民ランナーでも多い人は10~20足くらいのシューズを持っています。雨の日用、トレイルランニング用、ロング走用、スピード練習用,ジョグ用・・などと理由を付けて、ついつい買ってしまいます。
また、マラソン大会の参加費用もかなりの出費になります。10kmの短い距離の大会でも4000円くらいはするし、フルマラソンは10,000円、ウルトラマラソンなどは20,000円前後になっています。

4.日焼け
ランナー、特に男性ランナーは日焼けしている方が多いですね。男性は日焼けに無頓着だからでしょうか。女性は化粧や日焼け止めクリームなど日焼けに対して万全な対策をとっているようです。それでも年配の方になると、こんがり焼けている方が大勢います。走り始めの頃は日焼けと体重減少で、何か重病にでもなったかのような印象を回りの人に与えがちです。日焼けは少しずつ進行するので、対策をおろそかにしがちですが、地味ですがシッカリと日焼け対策することが大切です。

 

 

 

 

 

5.ランニング依存症
ランニングが楽しすぎて、疲れていても走ってしまい、ケガをしたり疲労が溜まったりします。また、1日でも休もうものなら、「サボったことの罪悪感」を感じ、憂鬱な気分になったり、ストレスが溜まったりします。心身ともに健康になるために始めたはずのランニングが、意図せず不健康の原因にもなりかねません。
大切なことは、無駄な時間を減らし、計画的にランニングと休養をバランスよく取り入れ、家族へ感謝をしつつ楽しくランニングを続ける、ということでしょうか。

 

 

 

 

以上、ランニングのメリットとデメリットを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。楽しく快適だからといって、ランニングだけにのめり込まず、家族や仕事などランニング以外のこととバランスを保ちながらやることがランニングを長続きさせるコツです。ナイスラン♪